アトピー肌を優しくケアする化粧水大百科
以下にアトピー肌の方向けの「クリーム選びのコツ」をまとめました。
1については、粘性の高いクリームということで、肌にベタつきが少ないものを選びましょう。
アトピー肌の方のスキンケアは、肌への「保湿」がもっとも重要なポイントになりますが、クリームの前に化粧水で手入れをしている場合、クリームを上塗りするとベタつきが増す場合があります。
ベタベタとしたテクスチャーのクリームは肌をしっかりカバーする反面、たっぷりと油分が含まれていますので、かゆみを伴う可能性があります。化粧水→クリーム→美容液と順番にケアしていく場合には、濃厚なテクスチャーのクリームよりも液体に近いミルクタイプの方がさっぱりと使えます。
ただし、アトピーがひどい場合(乾燥が進んでいる状態)には、しっかりと皮膚に付いてくれるテクスチャーの方が保湿に効果が期待できます。
アトピーの出ている部位や程度などにもよりますが、人によっては濃厚なクリームタイプが合っている可能性もあるため、3で触れるポイントを意識して、肌に合ったものを探してみてください。
2のポイントについては、化粧水と美容液のそれぞれに合ったクリームを選ぶことで、肌への余計な刺激を減らすことができます。
化粧水・クリーム・美容液がそれぞれバラバラの機能を持っていると、製品ごとに含まれる成分が肌に刺激を加えてしまう可能性があります。
特に、クリームと美容液の相性は重要です。どちらも濃厚なテクスチャーである場合、肌に油分が増えてベタつきが増したり、そこからかゆみを引き起こす可能性もあります。
できれば化粧水から美容液までトータルでケアができるように、同じブランドやメーカーのもので揃えるようにするか、3つのステップをパッチテストでチェックして、肌に刺激が少ないことを確認してから購入すると良いでしょう。
3については、肌へのベタつき加減や使い心地を知るうえで重要なポイントになります。クリームの場合、化粧水と違って油分が肌に合わない可能性がありますので、サンプルなどを使って使用感を確認することをおすすめします。
口コミなどからも使用感を知ることはできますが、油分が含まれている製品は肌との相性が重要になります。化粧水や美容液と同じく、クリームも長く使い続けるものなので、ヒリヒリとしたりかゆみを伴うものは避けたいところです。
化粧水はクリームの前段階であり、美容液は締めとして美容目的に使うスキンケア製品です。つまり、アトピー肌にとって最も重要な要素である「保湿」効果を高めるには、クリームの存在が欠かせません。
クリームの中にはさっぱりと使えるミルクタイプの製品もありますが、それだけでは保湿効果が期待しづらい可能性もあります。まずは肌にやさしく低刺激で、保湿効果が高い乳液を選ぶようにしてみてください。
アトピー肌にとっての大敵とは、化学的に合成された界面活性剤のような成分です。界面活性剤入りのクリームを使うと、肌に刺激が出たり、使い続けるうちにかゆみが出るといったケースも少なくありません。
クリームという性質上、界面活性剤のような成分は必要不可欠ではありますが、できれば化学由来の成分を含んでいないナチュラルなクリームを探したいところです。
界面活性剤の代わりに、精製されたオイルなどを用いている自然派のクリームもありますので、パッチテストなどを行って相性を調べながら、肌にやさしいものを選んでみてください。
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